一番最初に選ぶべきフードは?簡潔に言いますと、「食べていたフード」です。
ペットショップで購入されたのなら、店員さんにどのフードをあげていたか聞いて、それを与えるのがベストで、ブリーダーさんから購入した場合も同様の事が言えるでしょう。
生活環境が変わるだけでも、猫はストレスを感じてしまうので、さらに食べ物が変わるとなると、体調を崩す原因となります。
本当に「良い」フードとは?
猫の体を構成する物質は、全て食事から得られた物質でできています。
すなわち、猫の体を見れば、そのフードが良いのか悪いのかは、理論上簡単に分かります。
まずは、猫の「被毛」を見て、ツヤがあるか、抜けていないか、乾燥していないか、などから、適切に栄養が取れているかを判断します。
しかし、中には皮膚病や体質など、食事以外の原因で被毛が汚くなる場合がありますので、一概に正しいとは言えません。
逆に言うと、病気だと思っていた被毛の乾燥や脱毛が、実は食事を変更することにより改善することもあります。
最終的には「値段」と「賞味期限」で選べ!?
私自身は、フードは「値段」と「賞味期限」で選びます。
もちろん、原材料を見て考えることもとても大事ですが、残念ながら今の日本では、人間用ですら偽装が可能です。
なので、猫ならなおさら過信は禁物です。
もっともシンプルに考えた場合、良質な原材料を用いてフードを作れば、高価です。
さらに、添加物を入れなければ、賞味期限も早くなります。
参考までに、私の基準だと、値段⇒1Kgあたり2500円以上、賞味期限⇒未開封で3か月以内。(手作りクッキーって、それくらいじゃないですか?)
つまり、スーパーなどで売っているフードは、確かに手頃ですが私は一切手を出していません。
もちろん、それらのフードが悪い、なんて言いませんし、適切に作られているのは間違いないでしょう。
私は高品質で無添加、国産でもイギリス産でも構いませんが、そこだけは譲れません。品質の高いキャットフードは通販サイトで売られている事が多く(参考:キャットフードのランキング)、安価は選ばずにしっかりと品定めするようにしています。
切り替えはゆっくり
最後に、フードを再検討される場合は、フードの切り替えにはゆっくり時間をかけてください。
1度で全て新しいフードにすると、高確率でお腹を壊します。
1週間くらいかけて、1日2割くらい新しいフードを混ぜる感覚で切り替えて下さい。